イモレと呼んで、

夫と息子とわたしのつまらなく幸せな日常。

ふたりは新鮮そのものだった。





きのうはドラマに入り込み過ぎて、夢を見た。
わたしは恋人とキスをしていた。
恋人はわたしを覗き込むようにして近づいた。
場所は台所。
いつもとは違うキスだった。
何が違うのかはわからないけど、何かが違った。
わたしは台所で野菜を刻んでいた。
野菜は緑色に輝いていた。