イモレと呼んで、

夫と息子とわたしのつまらなく幸せな日常。

心に絆、強く固く。





先週の金曜日、恋人は言いました。
「今週は生きてる気がしなかったんだよ。」
わたしも一緒だった。
わきもきしながら過ごした1週間。


セイリが2週間も遅れていたからです。
そんなのは今までの人生で初めてのこと。
先週の土曜日、二人で妊娠検査薬を買いに行きました。
家に帰り、とりあえずのティータイム。
利尿作用を考慮して紅茶。
初めて使う物なので説明書をメイイッパイ読んだ。
二人で何度も。
立ち上がるたびに恋人はわたしの行動を目で追います。
「まだ?まだ?」と、わたしのトイレ待ち。
最初は本当に‘まだ’だったんだけれど、途中から我慢してた。
何でだか、我慢してた。
そして限界を向かえ、検査をしました。
結果が出るまでの1分間。
息が荒くなった。
いよいよ、結果を見るとき。
手を繋いで、トイレに置き去ってきた物を見に行った。


結果。


陰性。


「いなかったね。」と、言った恋人の手は震えていた。
あんなにも震えている手を見たのは初めてのこと。
まるで、漫画みたいだった。


「産んでって言ってあげられなくてごめんね。」
そう言った恋人は泣いていた。
わたしも泣いた。


そして、将来の為にお金を貯めようと誓った。


2週間以上もセイリが遅れるなんて、わたしにとっては異常。
ストレスどんだけたまってんだ!