イモレと呼んで、

夫と息子とわたしのつまらなく幸せな日常。

帰宅した恋人はえへへ顔で言いやがりました。


「キレイになっとたやろう?」と、な!


どこがじゃー!と、言い返しても、えへへと笑ったままでした。
ちくしょう。


恋人がお風呂に入ってる間にご飯の準備をして、食後には皿洗い。
あれ?あれれれ?
感動の再開も何も無く、普段がやってきた。
その時点で抱擁すら無く・・・。
むなしくってしょうがなかった。
こっちからどう擦り寄っていっていいいのか、つかめず。
いつもだったら恋人はすぐに寄ってくるのに。
自分からはどうしていいかわからない。
なんですぐに抱擁してくれなかったんだろう?
ま、まさか・・・。
悪い妄想が頭を駆け巡るばかり。


結局、向こうから近寄ってきてキス。
伸びたヒゲが痛くて、わたしは文句を行った。


抱きしめられたいなんて、思ってたのはわたしだけなのかな。
脳ミソがもやもやする。