イモレと呼んで、

夫と息子とわたしのつまらなく幸せな日常。

「イモレさんパーマ当てた?」


帰宅した恋人の第一声。
この髪型けなされませんでした!
一晩経ち、脳内魔法のおかげもあって慣れてきた。
というか、少し気に入ってきた。
〝女心と秋の空〝とはよくいったものだ。


昨日は直後の興奮で美容室の嫌なとこしか頭に無かったけど、いい所もあったのだ。
根掘り葉掘り個人情報を聞かれなかった。
ほっといてくれるなら、気が利かなくてもまあいいかなと思う。


気に入ってきた理由は脳内魔法ともうヒトツ。
「可愛いか?」と尋ねたら。
「うん」と答えてくれたから。
こう答えるのが一番無難だから「うん」と言ったんだろうけど、それでも嬉しいのだ。
わたしったら単純!